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アニマガ情報ドットコム

アニメや漫画に興味がある人のための、情報共有ブログです。

MTV81による安彦良和へのインタビュー

アニメ

Mobile Suit Gundam’s Yoshikazu Yasuhiko on “The Origin,” Animation and All Things Gundam | Interviews | MTV 81

MTV81という、日本のポップカルチャーやポップミュージックの情報を発信しているサイトが、安彦良和さんにインタビューをしていました。

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』のOVA化や、ガンダムシリーズ、これからのアニメの行方などについて語っています。

 

はじめに、『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』のOVA化、おめでとうございます。残りのエピソードが楽しみです。10年間描いたマンガを大きなスクリーンの中で蘇えらせるというのは、どんな気分ですか?

 ありがとうございます。

「われわれは、遂にここまでやったんだ」という感じでしょうかね。

まだ2つのエピソードが残っています。もう完成しているんでしょうか?

まだ制作中です。エピソードは、半年かそこらのペースでリリースする計画なんです。

あなたは過去に、アニメの仕事はやり切ったと発言しました。この企画で総監督という役割を引き受けたのはなぜだったのでしょう?

マンガでとはいえ、ストーリーは細かいところまで書きあがっていました。もし誰かが適切にアニメ化できると信じられれば、そのときは、その人に任せたでしょうね・・・(ほほえみながら)アニメ化を手放したでしょう。ですが、このOVAのリリースによって、私はやらなければならないいくつもの製作段階があることを知ったのです。原作マンガを元にシナリオを書いたり、ストーリー・ボードをまとめたり。このプロセスの中で、ものごとは変化します。ときには良い方に働くこともあるし、ときには、「ねえ?」(ほほえむ)。

では、あなたは喜んで仕事を引きうけたんだと理解しても?

 ええ、そうです。

総監督として、制作のさまざまな面をチェックできました。おかげで、うまくいきましたよ。

 マンガは、敵役シャアのすばらしいバック・ストーリーを扱っていますね。以前あなたは、シャアはこの企画を引きうける理由のひとつだとおっしゃいました。もう一度、動くシャアを見るというのはどんな感じですか?

(間があって)すばらしかったですね。

とても満足しました。OVAの制作チームは、本当にすばらしい仕事をしました。

シャアの残りの物語が楽しみです。さて、あなたはアニメーションの進化を見続けてきましたね。ガンダム・シリーズをとっても、30年以上にわたってアニメ化されてきました。今日のアニメーションや制作技術の状態については、どうお感じでしょうか?

アニメはある意味では進化してきましたし、別の見方をすれば、進化していません。

今日では、企画の規模が以前よりずっと大きくなっているということがいえます。3倍から5倍くらい大きなっているんじゃないでしょうか。予算も増えていますから、アニメーションをハイ・クォリティなものにできます。

CGやその他の技術も進歩してきていますし。

 CGについてですが、ときとして過剰だとは思いませんか?

手描きとCGの良いバランスはどのくらいでしょう?

さきほどもいったとおり、CG技術はここ数年で進歩してきたと思います。しかしながら、まだまだ発展段階にあるとも思います。

われわれはCGと手描き部分がまったくシームレスに混ざり合うような場所に到達しつつある、ということがいえるでしょう。ありていにいえば、われわれはアニメを作るには良い時代にいます。この企画でさえ、ほんの数年前だったら、うまくいかなかったでしょう。 

吹き替え版のDVDとBDがも同時にリリースされる予定ですね。世界中のガンダムファンが見せるガンダム愛は驚くべきものです。アニメは、まさに世界的な現象ですよ。アニメを世界的に有名にした人物のひとりとして、どうお考えですか?

幸せですね。誇らしくもあります。

ファースト・ガンダムのシリーズでさえ、国際的な設定なんです。これは当時では普通のことではありませんでした。メインの主役たちですら、日本人でないんですから。

 時間がなくなりつつあります。これを聞いておかないと・・・ガンダムの歴史の中で、あなたのお気に入りのセリフをぜひ伺いたいのですが。

(しばらくの間、間があって)うーん、アムロがいった「僕にはまだ帰れるところがあるんだ」ですかねえ。これはハッピーエンドなんですよ。ガンダムという作品のメインテーマのひとつでもあり、すばらしいセリフですね。