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アニマガ情報ドットコム

アニメや漫画に興味がある人のための、情報共有ブログです。

映画監督・米林宏昌へのインタビュー

アニメ

www.cartoonbrew.com

Cartoon Brewというサイトに、

スタジオジブリの映画監督である米林宏昌さんへのインタビューが掲載されています。

インタビューはe-mailによって行われたそうです。

以下、インタビューの日本語訳です(インタビューの前文は省略しました)。

誤訳についてはご容赦ください

 

Cartoon Brew(以下、C):あなたの映画が公開されたとき、これがスタジオジブリの最後の作品ではないかと噂されました。

米林宏昌(以下、米林):私の作品で最後ということはありませんよ。宮崎監督は短編映画の制作に取り掛かっていますし。

C:宮崎監督や鈴木プロデューサーから、ジブリの将来について言われたことはありますか。

米林ジブリが将来どうなるかは宮崎監督や鈴木プロデューサー次第ですから、私はなにも知りません。私自身について言えば、またみなさんに喜んでもらえるような作品を作りたいとは思いますけど、これはまだ話せる段階ではないので。

C:『借りぐらしのアリエッティ』や『思い出のマーニー』は米林監督独自の作品でありながら、ジブリらしさもあります。

米林ジブリは、過去の作品にとらわれることなく、新たな表現を模索する試みを受け入れてきた企業です。だからこそ、『アリエッティ』や『マーニー』では新しい表現方法を使おうとしました。私は二作品しか監督していませんので、他とは違った独自のスタイルを持っているのかはわかりません。私が目標にしているのは、宮崎監督や高畑監督のように、普通の人々の人間性を描く映画を作るということなんです。

C:どちらの映画にも、心や体に問題を抱えていて、それが自然や人との交流によって癒されるというキャラクターが登場しますね。

米林:原作を選んだのは宮崎監督や鈴木プロデューサーです。お二人がなぜ選んだのかはわかりませんが、原作を読むと、キャラクターに共感できました。窮屈な現代社会に住む多くの人とは、この気持ちをわかちあえると思いました。ですから、この映画はメイン・キャラクターに寄り添いながら作りました。

私が思うに、苦しんでいる人を取り巻く環境や人間関係は、その人の精神的な癒しに重要な影響があります。だからこそ、水の冷たさや匂いや味といった五感を表現しようと決めたのです。私の映画では、五感によって感じられるものを作りなおすということを強調しました。

C:あなたは最年少でジブリ作品の監督を務めました。これは偉業ですよ。

米林:スタジオジブリに入社する以前にも、学生時代に、商業作品として短編アニメを作ったことがありました。何度も失敗しましたけど、アニメを作る楽しさを知ったのはそのころです。

Cスタジオジブリの今後については不明ですが、あなたの今後はどうでしょうか。

米林:次回作についてお話しする段階ではないんです。けれど、作りたいと思っているのは、子どもが喜ぶようなアクションいっぱいのファンタジー作品です。

C:最後の質問です。歴史上最も影響力のあるアニメ制作会社のひとつであるスタジオジブリにいて、あなたが学んだこととはなんでしょうか。

米林スタジオジブリで学んだことはたくさんありますよ。最も重要なのは、アニメーターの一人として宮崎監督の作品に関わったことです。宮崎監督にはよく叱られましたけど、いろいろなタイプの原画の描き方を学ぶことができましたからね。これは生涯の財産になっています。